交通事故をもっと考えよう
春の交通安全運動が始まっていますが、交通事故のニュースが多いです
平成31年4月19日
東池袋の交差点にて男性(87歳)の運転していた車が暴走して多重衝突事故
男性の運転者と同乗者を含む8人が重軽傷を負い2人の母娘が亡くなった
(Wikipediaより)
令和元年5月8日
大津市大萱の県道交差点で、歩道で信号待ちしていた保育園児らの列に軽乗用車が突っ込み
園児13人と保育士3人が救急搬送されたが、うち男女の2歳の園児2人が亡くなっている
園児らは保育士3人が引率して散歩中だった。
軽乗用車は直前に、右折してきた普通乗用車と衝突し、この弾みで歩道に突っ込んだ。同署はいずれも自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)容疑で、軽乗用車を運転していた女性(62)と、普通乗用車の女性(52)を現行犯逮捕
(livedoor NEWSより)
5月10日
愛知県西尾市平坂吉山2の市道を歩いていた市内の30代の女性と3歳ぐらいの男児の親子が車にはねられ病院に搬送された。搬送時、女性は意識がなく、男児は意識があったという。
(残念ながら母親は12日にお亡くなりになりました)
(biglobeより)
最近話題になっている上級国民やマスコミの報道の仕方について今回は置いといて交通事故の原因や防止について考えていきます
事故は減らせるけど0にはならない
まず「交通事故は無くならない」ということを念頭に置いて我々は公道に出なければならない
例えあなたがどんなに目立つ服を着て車道から離れて歩いていようが事故る時は事故ります
交通ルールを守って法定速度で運転していたからと言って、突然飛び出してきた人を100%回避できるとは限りません
これは少し考えたら誰でもわかりますね
近年は自動ブレーキやサポート運転など技術も発達してきましたが完全な自動運転はまだまだ先です
また自動と言っても作ったのも、扱っているのも人間です
仕様や設定に不具合が起こらないとも限りません
やはり最後は人です
歩行者、自転車、車、一人ひとりが交通ルールを守り、危機意識を持っていかなけれなりません
交通事故の原因
なぜ交通事故が起こるのかは様々な状況が考えられますが
最近の高齢者の運転による事故に限っていえば、車にも原因があるように思える
- 踏み間違い
よく「アクセルとブレーキを踏み間違えた」なんて証言があります
踏み間違いによる事故は昔からあったような気もするが、最近その被害が大きいように思える
その理由はモーターで駆動するハイブリッド車の普及ではないだろうか?
自分は運転したことが一度も無いがよく街で無音で走っている車を見る
もしブレーキと思ってアクセルを踏んでしまったとしても「スーッ」と無音で振動も無く動くハイブリッド車だと、踏み間違えている事に気づくのがエンジン車より遅くなるのではないだろうか?
- 多機能車による感覚の違い
自分が乗っている車は古い軽のエンジン車で最近の車の使い勝手がよくわからないが、
スマホ📱を持っている高齢者の方っていますよね?
若い人でもスマホの機能が多過ぎて100%使いこなせてるって人あまりいないと思います
いらない機能(アプリなど)が勝手に作動してる場合もありますよね?
中には個人情報や位置情報を送信する機能がデフォルトでオンになっていたりなんてことも
それに気づいて自分で設定できる高齢者の方はどれくらいいるでしょう?
車にも同じことが言えると思います。
自動ブレーキの発生条件、各シフトポジションの役割や使用方法、バックモニターの表示範囲・死角など
理解できている運転手がどのくらいいるでしょうか?
高齢者に至っては50年以上前に取った免許で当時とは全く違う原理の車を運転しているわけです
免許を取り直させるとまで言いませんが、もう少し今と昔の車の大きな違いを再確認させるべきなのかもしれません
最後に
私は幸いな事に事故を起こした事も巻き込まれたこともなく今日まで生きています
明日事故るかもしれません
あなたも事故るかもしれません
慢心せず、慌てず、譲る気持ちで楽しく車を運転したいものです
歩行者や自転車に乗っている方、道での優先度は車より高いですが
交通ルールを今一度確認してちゃんと守りましょう
悲しい事故のニュースばかりですが
防げる事故も私達一人ひとりの中に必ずあります